2015年2月8日
歯科医師の仕事というのは地味に体力が必要だ。
イスに座って虫歯を削っているだけのように思われるかもしれないが長時間無理な体勢での細かい仕事は想像以上に体力を使う。
私は昔から体力には自信があった。
小学校、中学校の9年間、 学校を休んだことは1度もない。
高校も学校を休んだのは1度だけ。
私には学校を休むという発想がそもそもなかった。
社会人となった今でも
週6勤務で 毎日朝の5時半に出勤し、帰宅するのはいつも夜遅く、唯一の休日である日曜日はセミナーや学会に参加していることがほとんど。
当たり前だが、私用や体調不良で診療を休んだことなどいまだかつて1度だってない。
そんな仕事漬けの毎日を続けてもビクともしない丈夫な身体に産んでくれた両親には感謝の気持ちしかない。
そんな体力自慢の私だが今週はインプラントオペが3日続いた。オペはもちろん大成功で患者さんからも「先生、オペ手技も早いし術後も全く痛みが無かったわぁ!」と言っていただけた。一安心である。
しかし連続インプラント治療も無事終わりピンっと張っていた気が抜けたのか今日の診療後に疲れが一気にきた。帰ってすぐにでも寝たい気持ちを抑えどうしても片付けなければならない事務仕事があったためもう一踏ん張りして事務仕事を片付け、クタクタの状態で父親の部屋を訪れた。
『無理せず頑張れよ。』
父親が声をかけてくれる。
本当にありがたい。
だがその言葉に甘えるのはまだ早過ぎる。
その一言で私はまだまだ頑張ることが出来るから。
私が『一生懸命頑張ること』は
患者さんやスタッフの幸せ、そして親孝行になっているだろうか?
そうなっていることを信じてまた明日から頑張ろうと思う!!!
医療法人 筒井歯科クリニック
院長 筒井 淳斗