2019年3月10日
津島のナッシュカレーが
閉店してからというもの、
美味しいカレー屋さんを
探し求める旅は続き、
そしてやっとこのたび
運命のカレー屋さんに
巡り会うことが出来ました。
大通りから一本外れた路地裏にある店。
決して目立つ場所ではないのだが
扉を開けた瞬間から
『あっここは絶対に美味い』
と本能的に感じさせるような店の雰囲気。
期待に胸を膨らませ席に着く。
選んだメニューは
イチオシだという
炭火焼チキンカリー。
聞けばトマトカリーやチキンカリーは
すでにもう売り切れだという。
運ばれてきたカレーを一口頬張る。
いくつものスパイスが
複雑に絡み合い、
重厚なハーモニーを奏でている。
恍惚を生み出す香りが
私の手を止める事なく動かし、
私も無我夢中でその全てを受け入れる。
あぁ、おいしい、、、。
長い間空白だったご褒美飯が
ついに決まりました。
店主に
『本当に美味しかったです。
また来させていただきますので
よろしくお願いします！』
と伝え店をあとにする。
冬の夜空を見上げて
そっと呟く。
『カレーの神様ありがとう。』
ここ最近、仕事漬けの毎日。
土曜日の夜もたまりにたまった
治療プランカルテを
深夜遅くまで作り
泥のように眠る。
そして日曜日も朝からずっと事務仕事。
そんな自分にご褒美飯。
2日連続の来店を
店主に笑われたって構わない。
仕事を終えクタクタの体で向かうは
昨日の運命のカレー屋さん。
そこで私を待っていたのは
『close』の看板、、、。
どうやら日曜日、祝日は休みらしい、、、。
ちーん。
降りしきる雨空に向かって
そっと呟く。
『カレーの神様いじわるだしん。』
頬を流れるは
涙か
はたまた雨粒か、、、、。
明日からまた一生懸命頑張ります。
医療法人 筒井歯科クリニック
院長 筒井 淳斗
