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『年間目標』

2015年1月1日

正月休み。

携帯の電源を切り
外部との連絡を遮断し
部屋に1人で閉じこもり
『年間の目標をじっくり考える日』を 正月休み中に1日つくることが社会人になってからの私の習慣となっています。

私が立てる年間目標には 軸となる3つの決まりごとがあります。

それは

①出来る限り高い目標を設定する
②達成期限を決める
③目標を達成することに集中出来る環境にする

という3つの決まりごとです。

ありふれた決まりごとですが
私は学生時代の経験から
この3つの決まりごとをふまえた目標を立てることの大切さを学びました。

その学生時代の経験とは模擬試験、国家試験での経験です。

歯科大学では国家試験の模擬試験が最終学年時に年4回ほど行われます。

 

 

春におこなわれた最初の模擬試験での私の学内順位は 55位。

これは国家試験当落線ギリギリの順位でした。

ショックというよりも、
「まぁなんとかなるだろう」という甘い考えだった自分自身に腹が立ったことを今でも覚えています。

この当落線上の結果をうけて
やっと目が覚めた私は国家試験までの1年間を勉強することだけに集中しようと決めました。
まず行ったことは目標を決めること。

私は挑む山は高い方が燃える性格。

『2番でもいいやぁ』は嫌なのです。

『 絶対 1番になりたい!』
という強い気持ちから

「学内順位で 1位 」
という目標を掲げ、
目標達成期限を「冬の模擬試験」までと決めました。
そして目標を達成することに集中するため
部屋にあったテレビなどを全て売り払い、
気合いを入れるため頭を丸坊主にし、服は最低限必要な4~5着を残し、それ以外は全て処分しました。

しかし目標というものはやる気があってもそれを達成していく過程こそが苦しいものです。

実際
受験生全員が国家試験に合格するため必死に勉強する中、
学内で1番をとるという目標は
かなり高い目標でした。
しかし男が1度やると決めた目標。
途中で投げ出すわけにはいきません。

私は朝から晩まで机にかじりついて
必死に勉強しました。

その結果、
私は秋の模擬試験で『 学内順位 1位 』を取ることができ、
全国 3000人の歯科大生の中、『 全国順位 22位 』を取ることが出来ました。

その後、国家試験に無事現役合格し
歯科医師になることが出来ました。

たかが 模擬試験、国家試験での経験ですが
この時の経験は私の中にとても強く残っていて
今振り返ると仕事をするうえでのターニングポイントになっている気がします。

今は
学生の頃のように
試験順位というものさしがあるわけではないので
自分自身で自分自身をより厳しい環境に追い込まなければついつい現状に満足してしまい、
波風の立たない安定した毎日を望むようになってしまいます。

しかし、
人が能力を発揮し、成長する時というのは
『負けるもんか!』と必死になって一生懸命頑張っている時のように思います。

『自分に負荷をかけ続ける』ことが成長につながり、
『自分に負荷をかけ続ける』ためには明確な目標が必要だと考えています。

最近では学生時代の目標が可愛く思えるほど目標のハードルは上がり続けています。

しかし患者さん、当院スタッフのためにも私は成長し続けなければなりません。

昨日よりも今日、今日よりも明日の自分が1番頑張っていないといけないと思っています。

『決めた目標を達成するため 一生懸命努力すれば必ず報われる!』

そう信じて今年もしっかり目標を立て、後悔のないよう一生懸命頑張ろうと思います。

医療法人 筒井歯科クリニック

院長 筒井 淳斗

 
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