皆さんこんにちは。
筒井歯科クリニックです。
口内炎ができた場合、皆さんならまず何科を受診しますか?
皮膚科と答える人が意外に多いかもしれませんが、実は歯医者さんである口腔外科で診てもらうのが適しているといえます。
なぜなら、口腔外科は歯だけでなく、お口の粘膜の病気の専門家でもあるからです。
とくに院長は口腔外科での診療経験も豊富なので、口内炎の治療も得意です。
今回はそんな口内炎について、原因や症状、治療法などをわかりやすく解説します。
◎疲労やストレスが原因のアフタ性口内炎
ひと言で口内炎といっても、実はいくつかの種類に分けられます。
最もポピュラーな口内炎は「アフタ性口内炎」です。
ある日突然できるので、何が原因なのかよくわからないことも多いかと思います。
アフタ性口内炎は、疲れていたり、ストレスがたまっていたりして、免疫力が低下している時に現れやすいです。
白っぽい潰瘍(かいよう)で、食べ物がしみるなどの症状が認められます。
ほとんどの場合で自然治癒します。
◎物理的刺激が原因のカタル性口内炎
何かの拍子に、舌や頬の内側の粘膜を噛んでしまうことがありますよね。
その際生じるのが「カタル性口内炎」と呼ばれるものです。
炎症反応が強く、お口の中が赤く腫れます。傷口に細菌感染が起こることで、こうした症状が現れます。
カタル性口内炎も自然に治ることがほとんどですが、なかなか治らない、繰り返し発症する場合は、積極的な治療が必要となります。
その他にもヘルペス性歯肉口内炎やカンジダ性口内炎などがあります。
治療が必要な口内炎かどうかは、口腔外科の歯医者さんに診てもらうのが一番です。
仮にお口のデキモノが口内炎ではなく、腫瘍(しゅよう)であったとしても、適切な診断を下し、正しい治療方法をご提案することが可能です。
皆さんのお口のデキモノも場合によっては口内炎ではないかもしれませんので、気になる症状がある方は一度、岡山県の筒井歯科クリニックまでご相談ください。
このように、口内炎の診察は口腔外科で受けるようにしましょう。
そもそも治療が必要ないケースも少なくありませんが、強い症状が現れている場合は早急に歯科を受診してください。