こんにちは。
岡山県岡山市北区にある歯科医院、筒井歯科クリニックです。
歯を失う原因として最も多いといわれる「歯周病」。
歯周病も、ほかの病気と同じように、食生活に配慮することで予防できることをご存知でしょうか?
もちろん食事に気遣うことだけで歯周病を予防できるわけではなく、毎日の歯磨きや、定期的な歯科医院でのケアをきちんと行うことは大前提です。
ここでは、歯周病の予防が期待できる食べ物について紹介します。
お口の中で菌が繁殖して歯ぐきに炎症を起こす歯周病。歯周病を予防するためには、菌に負けないように身体の「免疫力」を高めることが大切です。
免疫力は、活性酵素から身体を守る「ビタミンエース」が豊富な食品を摂ることで強化を図れます。
ビタミンエースとはビタミンA(βカロテン)・ビタミンC・ビタミンEの抗酸化パワーがある3大ビタミン。頭文字が「ACE(エース)」になることから、そう呼ばれています。
ビタミンエース(A・C・E)が豊富な、代表的な食品を紹介します。
<ビタミンA(βカロテン)>
緑黄色野菜(にんじん、ホウレン草・ピーマン)
柑橘系の果物
<ビタミンC>
野菜(小松菜、ホウレン草、ピーマン、ブロッコリー、トマト、にんじん)
イモ(じゃがいも・さつまいも)
果物(いちご・オレンジ・柿)
<ビタミンE>
ナッツ類、うなぎ、かぼちゃ、アボカド、オリーブオイルなどの油、大豆製品
ビタミンA(βカロテン)は、油と一緒に摂ると吸収率がアップします。
オリーブオイルなどの油にはビタミンEが含まれているので、ホウレン草やニンジンなどの緑黄色野菜を油でサッと炒め、ナッツ類をトッピングして食べると効率よくビタミンエースを摂れます。
ビタミンCは熱に弱いという特性があります。
夏なら冷やしたトマトに少しの油を使ったドレッシングを掛けるなど、熱を加えない調理法がオススメです。
冬なら汁ごと食べられるスープや鍋物もオススメ。ゆで汁に溶け出したビタミンCを効率的に摂れます。
免疫力を高めるためには「バランスよく食べること」が大事です。
歯周病菌をはじめとする菌に負けない身体づくりを目指すなら、肉・魚・牛乳・乳製品・緑黄色野菜・単色野菜・果物・穀類・芋類・油脂など、まんべんなく摂取し、免疫力を高めましょう。
筒井歯科クリニックでは、虫歯や歯周病を予防する食生活についてのアドバイスを行っています。栄養バランスのとれた食事メニューで、歯周病菌に負けない身体を作りましょう。