2018年4月10日
半年前に
上顎洞挙上手術と
水平的骨造成をおこなった患者さん。
元々、
奥歯の部位は
口腔内と
上顎洞との間の骨の厚みが
1㎜しか無かったため
このままインプラントを埋入すると
上顎洞に貫通してしまう状態。
口腔内から
歯肉切開、
骨削除をおこない、
上顎洞にアクセスして
オブラートのような上顎洞粘膜を挙上し
上顎洞内に骨造成。
手前の部分は
水平的な骨の厚みが
2.5㎜しかない状態。
このままの状態では
インプラント埋入は
不可能なため
水平的な骨造成をおこない
骨幅を確保。
半年間の治癒期間を待ち
今日無事インプラント埋入。
両部位ともに35N以上の初期トルク値。
3カ月程度の治癒期間を待時後、
型取りの予定。
ひと昔前であれば骨が足りなければ
インプラントは出来ませんでしたが
今では骨を補う技術が進んだことで
治療可能な範囲が広がりました。
医療の世界は本当に日進月歩です。
岡山で皆様に最先端の治療が提供出来るよう
日々精進してまいります。
明日からまた頑張ります。
医療法人 筒井歯科クリニック
院長 筒井 淳斗