2017年10月29日
こうも頻繁に大阪に通っていると
関西弁を使いたくなる衝動を我慢出来ず、
なんでやねんなんでやねんと
エセ関西弁を多用する私。
大阪の友人からは
大阪をバカにしてると言われるのですが
実際はその逆で
私は大阪人を
心からリスペクトしています。
最近、大勢の先生達の前で
自己紹介をしたり
意見を述べたりする機会が続いているのですが
そんな時
大阪の先生達のコメントには
いつも感心させられています。
というのも
自己紹介や
ディスカッションの際に
いわゆる
『掴み』と言われる導入部分と
『オチ」と言われる締めの部分が
笑いのエッセンスとして
必ず入ってくる。
そしてそれがとにかく面白い。
大阪の先生達の
ユーモア溢れるコメントを聞くたびに
いつの日か私もこういう場で
1度笑いをとってみたいと思うのですが
いつも安パイな発言に終始しています。
もしかすると
今の私にとって必要なことは
歯科のセミナーに通うことではなく
吉本新喜劇に通うべきなのでしょうか???
それとも新大阪駅で販売している
『オモシロクナール』を飲んで
手っ取り早く
おもしろくなるべきなのでしょうか??
閑話休題、
土曜日、日曜日と
大阪国際会議場で
サイナスリフトセミナーを
受講してきました。
『サイナスリフトに必要な画像診断』
『サイナスリフトの合併症』
『サイナスリフトの現状と未来』
菅井敏郎先生による学術講演。
サイナスリフト(上顎洞底挙上術)は、
上顎の骨の厚み(高さ)が不足して
インプラント治療が難しいケースでも、
上顎洞に骨造成を行い
治療を可能にする方法です。
上顎の歯槽骨の上部(頬骨の奥)には、
上顎洞(サイナス)という大きな空洞があり、
鼻腔へとつながっています。
上の奥歯を失ったまま長い期間放置していると、
歯槽骨が吸収されてしまい、
上顎洞が広がってしまいます。
そのため歯槽骨の厚さが不足し、
インプラントを埋入しようとしても
上顎洞に突き抜けてしまい、
インプラント治療が
行えないケースがでてきます。
このような場合、
サイナスリフト治療が有効です。
上顎洞の膜全体を押し上げ
骨補填材を用いて
骨を成形したうえで、
インプラント治療を行います。
歯槽骨の厚みが5ミリ以上ある場合には、
サイナスリフトと
インプラント埋入を
同時に行いますが、
歯槽骨の吸収が著しい場合は、
通常4~6ヵ月待って、
骨が安定したのちに
インプラント治療を行います。
ラテラルウィンドウによるサイナスリフトは
SAC分類の中で最もリスクの高い
外科的complexに分類されています。
難易度の高い治療ですが
筒井歯科クリニックでは
CTにて術前検査をしっかり行い
硬組織のみを選択的に切削可能な
ピエゾサージェリーで
安全に開窓し
骨造成を行なっています。
上顎奥歯の骨が無いから
治療が不可能と言われた方は
1度筒井歯科クリニックに
ご相談ください。
さて、大阪のシメと言えば
『くくる』のたこ焼き。
マヨネーズ多めで英気を養い、
明日からの診療を一生懸命頑張ります!
医療法人 筒井歯科クリニック
院長 筒井 淳斗