2013年9月11日
こんにちは。今回から、ちょっとためになる筒井歯科クリニック ブログを
筒井歯科のスタッフが更新していきます!
第1回目は、『歯垢と歯石の違い』のトリビアです。
歯と歯の間を爪楊枝などでこすると、白いネバネバした
カスが取れることがあります。
これが歯垢(プラーク)です。
プラークの中には食べ物のカスだけでなく、
そのカスを餌に増殖した細菌が数十億もすみついています。
この歯垢は24時間で増殖を始め、早くて2日で硬くなり始めます。
さらに時間が経つと、通常のブラッシングでは簡単に
落とすことができなくなります。
そこからさらに2週間ほど経つと歯垢は唾液中のカルシウムや
リンと結びついて固まります。
これが歯石です。
歯石にはたくさんの空洞があり、その穴の中に細菌が入り込みます。
この歯石を治療でしっかりと落とすことが歯周病の治療で大事に
なってきます。
歯石は歯ブラシではなかなか取りきることが難しいので、
ぜひ来院して頂いて、歯石をしっかり除去していきましょう!
歯科医師 筒井淳斗