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『自動精算機で候う』

2020年10月24日

日曜日、
朝から他院でのインプラントオペのお手伝い。
オペも無事に終わり
ダッシュでセミナー会場に移動して
デジタル歯科技工セミナーを受講。

 

最近参加するセミナーは
もっぱらデジタル歯科のセミナー。
院長同士で話すzoom会議の主な話題も
もっぱら院内のデジタル化について。
院内のデジタル化が
今後の歯科医院の肝となるのは
間違いない流れである。
それは治療においても
院内システムに関しても
同じ事が言える。
Wi−fiのことをウィーフィと呼び、
Bluetoothのことをブルータスと呼び、
Adobeのことをアドベと呼んでいた
超がつくほどのアナログ人間な私。
友人の歯科医師に
『こないだの資料Dropboxのクラウドにあげといたから』
と言われても2〜3年前は
正直なんのこっちゃ
1ミリも分からなかったが
最近はそういう事にも
ようやくついていけるようになってきた。
iPhoneの使い方に慣れていない母親に
『容量が足りないなら
クラウドに入れちゃえばいいんだよ』
としたり顔でレクチャーしている。
半年前までSafariの意味すら分かっていなかったのに
ずいぶんと偉くなったものである。
この調子だとスタッフを集めて
『ユー達、
うぃーふぃーでブルータスして
アドベしちゃいなよ!』
とすまし顔で浅ーい講釈を垂れる日も
そう遠くないことだろう。
中途半端にデジタルをかじってしまった
歯科医院の院長のデジタル講義が
1番危険なのである。

 

 

閑話休題、
今現在
筒井歯科クリニックでは
自動精算機の導入が大詰めを迎えている。
自動精算機の導入自体は
3年前からずっと検討していて
メーカーさんに
何回も打ち合わせに来ていただいたり、
ディーラーさんに
『どうなの?どうなの?実際どうなの?』と
しつこく聞いたりしていたのですが
『うーんまだ歯科では過渡期ですね、、、。』
との言葉に
導入を半ば諦めていた。
しかしコロナの流行により
状況が一変。
患者さんとスタッフを守るため
待合での待ち時間を減らしたり
硬貨やお札でのやり取りをやめるには
自動精算機が必須の時代となってしまった。
一度は諦めた自動精算機の導入だったが
コロナ対策として
筒井歯科クリニックでも
本格的に自動精算機の導入へと
動き出した。
受付の待ち時間の減少、
お金のやり取りの廃止、
スタッフの負担軽減など
自動精算機の導入メリットは大きい。
今後多くの医院でも自動精算機は
スタンダードになってくるはず。
メリットは多いが
一方でデメリットももちろんある。
その最大のデメリットは
自動精算機はびっくりするほど高いということ。
コンビニやスーパーに置いてある自動精算機の値段なんて
今まで気にもしてなかったが
今回自動精算機を導入するにあたって
様々な機種を検討しているうちに
コンビニやスーパーに置いてある自動精算機のおおよその値段の
検討がつくようになった。
私がよく行くスーパーには
自動精算機が6台も設置してある。
導入費用も大変だろうが
保守費用もえげつない額であることは
想像に難くない。
自動精算機の値段を知ってしまったら
スーパーで『野菜が高い!!』
とかもう言えない、、、。
とはいえ
自動精算機導入のメリットは大きい。
患者さん、スタッフのことを考えると
確実に導入すべき設備投資である。
私は清水の舞台から飛び降りる思いで
自動精算機の購入を決めた。

『ええい!!であえーであえー!
爺や、馬をもてー!!!!
コロナの奴が攻め入ってくるとの伝聞あり!!!
防衛策として我が医院に
舶来の自動精算機を導入したい!!
しかし我が医院に相応の備蓄は無し。
いざ補助金の申請を幕府に頼もうーーー!!!
ええい!であえーであえー!
爺や、馬だ、馬をもてーーー!!!!』
と揚々勢いよく
社労士に補助金申請のお願いを伝えると一言。
『院長先生、今年度の補助金は

先月もう終了しましたよ!』

ちーん。

しかし一度は振りかざした刀である。
武士たるもの事を成し遂げる前に

刃をしまうことなど到底出来ぬ。
『ええい、銀行屋を呼べぃ!!!
我が身体を担保として軍資金を借りたい!
コロナから我が医院を守るため
舶来の自動精算機が必要なのじゃぁ!!!!』

べべんべんべんべべべん!

 

医療法人 筒井歯科クリニック

院長 筒井淳斗

 
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