2014年12月18日
今日は診療後に
理事長である父親とN先生と
カフェでコーヒーを飲みながら色々な話しをしました。
思い返せば日々の忙しい診療に追われ、
仕事以外の話しを父親とじっくり話す機会が最近はあまりとれていませんでした。
私と父親は一般的な父親と息子という感じではなく
仕事を共にする戦友のような関係。
当然、理事長と話す会話の中にプライベートな話は全く無く、治療内容や患者さんの話ばかり。
治療に関して論戦になったり、患者さんの治療プランを共に悩んだり。
でも私はそんな父親を誇りに思うし、世界で1番尊敬しています。
私は父親のもとに生まれてくることが出来て本当によかったと心から思っています。
30年以上地域の患者さんのために一生懸命診療し『医院のトップ』という重圧と責任を背負ってきた父親の気持ちが院長となった今なら少しわかる気がします。
父親がどれほど重い荷物を背負って生きてきたかということを。
昔は大きく感じた父親の背中も今では小さく感じ、親孝行しなくちゃなぁと感じる今日この頃。
そんな時たまたま片付け中に発見した1枚の紙切れ。
それは父親が私の名前を付ける時に書き記した古びた紙切れでした。
私の『淳斗』という名前には
『心が大きく、情が深く、清い心を持ち、向かってくる相手には立ち向かい闘う』という意味があると書いてありました。
31年前、父親が名前に込めて願ったような
私に
今なれているだろうか。
父親の背中はまだまだ遠いですが自問自答しながら一生懸命頑張っていきたいと思います。
医療法人 筒井歯科クリニック
院長 筒井淳斗