2015年12月31日
『知ってる？自転車ってさぁ、タイムマシンだから』
パーツ永井氏のドヤ言葉。
言葉だけ聞くと
『いったい何を言っているんだ？』と思うかもしれない。
しかし不思議なもので
実際 自転車に乗り、ペダリングしていると
気持ちがドンドン若返っていく感覚が
確かにあるので
『自転車はタイムマシンだから』という
パーツ永井氏のドヤ言葉も
あながち間違いではないのだろう。
なにしろ
自転車のフレームに用いられるフルカーボンは
スペースシャトルに用いられるものと同じ素材。
「構造的」にスペースシャトルで
「精神的」に童心にかえることが出来るのなら
確かに自転車はタイムマシンと言ってもいいのだろう。
そんな自漕式タイムマシンには
長時間乗っていると
童心にかえりすぎてしまうという副作用がある。
初期症状としてまず会話の内容が
「中2レベル」になり、
それから
歌を歌いだす「小3レベル」へと移行する。
更に症状が進むと「幼稚園レベル」となり
やれ疲れただのやれ腹が減っただの
好き勝手駄々を捏ね始める。
いわゆる末期症状である。
『自転車の旅』ではそうなる前に帰路につかなければならないのだ。
時間との戦いなのである。
だが反面、
こんな時間がいつまでも続けばいいなぁと思えるところが『自転車の旅』の魅力なのかもしれない。
さて、この1年自分なりにやるべきことに真剣に取り組み、忙しく動き回ってきた。
そのご褒美というわけではないのだが
今日は1日仕事を忘れ、
行きたくて行きたくてウズウズしていた『自転車の旅』へ。
桃太郎アリーナを出発し
灘崎で折り返し、
岡南大橋を渡り
桃太郎アリーナに帰ってくる42.195㎞コース。
名付けて
『ツール・ド・オカヤマ 2015』！！！
