ご予約・お問い合わせはこちら
診療時間 日・祝
9:00~13:00 /
14:30~18:30 /

土曜午後は14:00~18:00  休診日:日曜、祝日




『火曜日から夜更かし』

2017年10月12日

今日は患者さんから
励ましの手紙を頂きました。
本当にありがたいです。
『すぐに捨てないで下さいね』
と言われましたが
もちろん捨てませんとも!
今まで患者さんにいただいた手紙は
全て保管しています。
心が折れそうになった時は
それらを眺めて
また気合いを入れなおしています。
患者さんからの
励ましの言葉や手紙などは
疲れた身体への1番の特効薬。
治療でお返し出来るよう頑張ります。

IMG_5629

火曜日の診療後に
友人の歯科技工所長と合流。
歯科技工について
話し合いました。
少し話がズレますが
歯科技工士という職業の説明を。
歯科技工士とは
歯科医療の一端を担う
医療技術専門職です。
歯科医師の指示書にしたがって、
入れ歯、歯の被せ物、
歯の詰め物、矯正装置などの
作成や加工、修理を行っています。
高度な精密技工技術とともに、
患者さんごとに異なる
歯の色や形を
把握する繊細な審美感覚が
求められる仕事です。
実は今、
その歯科技工士が
全国的に不足しているのです。
歯科技工専門学校は
次々と閉鎖に追い込まれ、
多くの歯科技工専門学校が
定員割れに苦しんでいるとのこと。
そして今、
歯科技工士として頑張っている方々の
実に半数の50%近くが
50歳以上という現実。
30歳以下の歯科技工士は
危機的に減少しています。
IMG_5617

そう遠くない未来、
歯科技工士と強く繋がっていないと
銀歯やセラミックを
作ってもらえないという
問題に多くの歯科医院が
直面するかもしれません。
人手不足は
歯科技工士に限ったことではなく
全職種にいえることなのかもしれません。
1993年 18歳人口は
200万人いたそうですが
2017年 18歳人口は
120万人をきってしまったそうです。
今後、労働人口の減少は
加速度的に進むことが予想されます。
小規模での医院体制の維持は
ますます難しくなり
医院の二極化は
今後どんどん進んでいくのでしょう。
閑話休題、
そんな厳しい現状の歯科技工業界に
風穴を開けるべく
一生懸命頑張っているのが
冒頭に書いた友人の歯科技工所長。
この友人は
人による歯科技工製作を
機械による歯科技工製作に
シフトしていこうと
日々頑張っています。
人手不足を機械の力で補うことは
世の中の流れなのでしょう。
印象物のスキャニングや
保険導入されたCADCAM冠など
すでに歯科業界にも
多く取り入れられています。
友人が夜遅くまで
熱く、熱く語ってくれた
歯科技工の未来予想図。
火曜日から夜更かし。

こうやって歯科のことを
語り合ってる時が一番楽しいなぁ。
さて友人に負けないよう
明日からまた一生懸命頑張ります。

医療法人 筒井歯科クリニック
院長 筒井 淳斗

 
24時間インターネット初心予約