2017年5月14日
連休明けということで
インプラントオペや
難しい治療が続いています。
土曜日におこなったサイナスリフト。
骨造成しなければならない範囲が
広かったため
バーティカルアプローチではなく
ラテラルアプローチを選択。
後上歯槽動脈を避けて
ピエゾサージェリーにて開窓。
上顎洞粘膜まで到達したら
専用の剥離子で上顎洞粘膜をめくり
骨造成スペースを作っていきます。
呼吸にあわせて膜が上下しているのを確認し、
穿孔の有無のチェック後に
骨補填材にて骨造成をおこないます。
術前のCT画像では骨が2.21㎜しか無かったのですが
サイナスリフト処置後は13.83㎜になっていることが
確認出来ます。
『治療前』
『治療後』
治癒過程で生じるであろう
若干の骨吸収を考慮しても
充分な骨量を確保出来ていると思います。
今後は6ヶ月後にインプラント埋入予定です。
このように骨が無くても
骨造成を併用すれば
インプラント治療も可能となります。
上顎の奥歯の骨が無いために
インプラントが出来ないと言われた方。
1度筒井歯科クリニックへ相談してみて下さい。
さて来週も
難しい治療が続く予定です。
気を引き締めて仕事を頑張ります。
医療法人 筒井歯科クリニック
院長 筒井淳斗